タイポグラフィとは? 初心者初心者向けのタイポグラフィの基本 ルール

タイポグラフィとは? 初心者初心者向けのタイポグラフィの基本 ルール

タイポグラフィは、私たちの日常生活の中で重要な役割を果たしています。ウェブサイト、道路標識、食品パッケージ、販促用ポスター、私たちが観ている動画や読んでいる本など、本当にあらゆるところで目にすることができます。

それでは、タイポグラフィとは何でしょうか?

それをどう定義するのでしょうか?

簡単に言うと、タイポグラフィとは文字の外観のことです。デジタルの世界でも物理的な世界でも、あらゆる構成要素の中で最も重要な特徴のひとつです。

現在では無限のフォントから選ぶことができ、デザイナーとしてのスキルを向上させるためのトリックも無限にあります。

ここでは、タイポグラフィの基本的なルールやコツを初心者向けに解説しています。あなたのアートを向上させ、卓越したテキストデザインを作る役に立ててください。

 

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タイポグラフィとは?

書かれた文字を視覚的に魅力的で読みやすいテキストに配置する技術をタイポグラフィと呼びます。この言葉は、「形」を意味するギリシャ語の「typos」と「書く」を意味する「graphein」に由来しています。

タイポグラフィの歴史は11世紀に遡りますが、それ以前にもテクノロジーが発達していない時代に、本や雑誌に文字を作り出す独自の技術として存在していました。全ての細部がよく考えられて作り込まれ、実行されていました。

そして今、インターネットとデジタルの時代でタイポグラフィはその境界を拡大し、出版物だけでなく私たちの生活のあらゆる側面の大きな部分になっています。

現今では、文字の読みやすさだけでなく、読み手に何かを感じさせるような美的感覚を生み出すことが重要になっています。そのためには、この芸術形式について学び、ひたすら実践することが重要なのです。

主な書体の種類

主な書体を紹介する前に、フォントと書体の違いを理解しておくことが大切です。この2つの言葉が混在していることがありますが、覚えておいていただきたいのは、「書体」はフォントとそのバリエーションの集合体であり、「フォント」は書体に含まれるテキストスタイルの1つであるということです。つまり、簡単に言えば、書体はさまざまなフォントから構成されているということです。

例えばUD デジタル 教科書体は色々な種類のフォントから構成される書体です。

書体には大きく分けて4種類あります。明朝体、サンセリフ体、表示フォント、そして手書きです。その見た目の形に基づいて、これらの書体の種類をどのように見分けられるのか見ていきましょう。

 

明朝体

これらの書体は字の下に小さな線を加えています。明朝書体は、伝統的なカリグラフィーから着想を得たもので、最も有名で最も古い書体と言われています。15世紀頃から存在していたとする資料もあります。

明朝書体は、よりフォーマルなスタイルとして知られており、新聞や書籍、雑誌などで見かけることができます。

また、多くの書体にはイタリック体、ボールド体、スモールキャップ体などのオプションがあり、カスタマイズが可能です。

明朝書体の特徴はバリエーションは数多くあります。最も有名なセリフ体のバリエーションのひとつがMS明朝です。

木漏れ日ゴシック

サンセリフの書体は20世紀中頃から人気があり、どちらかというとゴシック調の雰囲気を持っています。一方、セリフの書体は「明朝」と呼ばれています。

これらの書体は、より明確で、大胆で、モダンな印象を与えます。有名なサンセリフ書体は木漏れ日ゴシックで、多くのヘッドラインやアナウンスで見かけることができます。

白舟楷書教漢

これらの曲線的なフォントスタイルは、エレガントでクリエイティブであり、とても芸術的です。これらのフォントは、20世紀に入ってから目立ってきたもので、手書きの文字のように見えます。

バリエーションが豊富で読みにくいものも多いので、綺麗だからといって多用しないほうがいいでしょう。特にブランドのロゴフォントを選ぶ際には、人が読めるかどうかを考えて選ぶようにしましょう。

表示用書体

表示用書体や装飾用書体は、楽しく、カジュアルで、ユニークな書体です。通常、長い文章には使われず、タイトルやヘッダーなどの少量の文章に使われます。

この書体をロゴに使用しているブランドは数多くあります。この書体がロゴに使われている代表的な例として、DisneyとFantaがあります。

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知っておくべきタイポグラフィ要素

タイポグラフィの主な用語や要素を知っていると、仕事がしやすくなります。これらの知識は、テキストを巧みに編集する方法の基本的な知識を与えてくれ、デザインに取り組む際にエディタからすぐに抜け出す方法を探す必要もありません。

プロジェクトを開始する前に知っておくべきタイポグラフィの要素をご紹介します。

 

行間隔

テキストの2行間の距離をリーディングまたは行間隔と呼んでいます。これは、文章をより読みやすくするための重要な要素です。行間が近すぎると読むのが困難になります。かといって、線と線の間を空けすぎても読むのに苦労します。どのくらいの行間にすればいいのかわからないときは、デフォルトの行間で問題ありません。

トラッキング

テキストの文字の間に表示されるスペースは、トラッキングまたは文字間隔と呼ばれます。 ほとんどのソフトウェアやオンラインツールでは、ポジティブトラッキング(文字間のスペースを広げる)とネガティブトラッキング(文字を狭く見せる)の両方を適用することができます。必要以上にトラッキングをかけないように注意して、アーティスティックでありながらプロフェッショナルな印象を与える構成にしましょう。

カーニング

トラッキングがテキストの文字間の間隔であるのに対し、カーニングは個々の文字の間隔を調整します。カーニングは大きなテキストではなく、ロゴなどの単一の単語に適用されます。トラッキングを適用してもAとWの間に隙間ができてしまう場合は、カーニングツールを使って修正する必要があります。また、ブランドのロゴが一語で構成されている場合は、カーニングを使って文字と文字の間を少し離すことで、より目立たせることができます。

配置

配置とは、テキストを統合して、要素間のサイズ、スペースや距離を等しくすることです。テキストの配置は、「左揃え」「右揃え」「中央揃え」「両端揃え」のいずれかを選択できます。左揃えのテキストは、目で見て読みやすく綺麗なので、最適なオプションかもしれません。

一方、最も複雑な配置オプションは両端揃えかもしれません。揃えられた文字は、左端と右端の両方に沿って配置され、ほとんどの場合、文字間のスペースが損なわれます。そのため、テキストを扱う際には避けたほうがよいでしょう。

配置オプションを選択する際には、一行の中に単独の単語や句読点が残っていないことを確認してください。テキストを視覚的に魅力的にするにはテキストを綺麗に整理し、必要に応じてトラッキングを使用することを忘れないでください。

階層

階層は読者の目をテキストの最も重要な部分に集中させるのに役立ちます。また、階層化された文章を読むことで、どこから始めればいいのか、次にどこへ行けばいいのかが分かり、読み進めやすくなります。

階層を明確にするには、まず読者に注目してもらいたい要素を決め、それを目立たせます。そのためには、太字にする、フォントや色を変える、文字のサイズを大きくするなどの方法があります。

初心者向けのタイポグラフィの基本 ルール

読みやすさを優先する

タイポグラフィの最も重要なルールは、文章を読みやすくすることです。小さくてわかりにくいフォントや、暗い背景に暗い文字などでは、文章の意味がわからなくなってしまいます。自分の好みで色やフォントを選ぶのではなく、他の人の目線で考えてみましょう。

テキストを表現力豊かにするためのヒントをご紹介します。

  • フォントを伸ばして、結果的に歪ませるのではなく、背の高いフォントや幅の広いフォントを選びましょう。
  • 色彩心理学やポジティブマッチングカラーの研究を参考にして、正しい色を選びましょう。
  • フォントを限定する。2つ以上(または最大3つ)のフォントを選ぶと、構成が重くなりすぎて、読みにくくなります。

グリッドを使う

テキスト・デザインの細部を完全にプロフェッショナルにするには、デザイン・グリッドを使用します。視覚的に調和のとれた構成を作成し、テキスト構成の要素を簡単に揃えるのに役立ちます。

初心者の方は、まず簡単なグリッドから始めて、その仕組みを理解すると良いでしょう。

ページ全体を要素やテキストで埋め尽くす必要はありません。余裕を持ってホワイトスペースを残すことは良いアイデアです。そうすることで、文章が生き生きとし、読み手が重要な情報をキャッチしやすくなります。

トレンドを避ける

トレンドはほとんど長続きしませんが、タイポグラフィも同様です。その時々のトレンドに合わせてフォントを選ぶと、後になってブランドを複雑にすることになります。古典的な書体を選べば、長く使えるものになります。

これは、色やサイズ、スタイルなど、全てのタイポグラフィ要素に共通しています。流行のものを選んではいけません。自分のブランドや伝えたいメッセージに合ったものを選びましょう。

練習こそ全て

初心者であろうと熟練者であろうと、学ぶことに終わりはありません。だからこそ、完璧なものを目指すなら、スキルの練習は欠かせません。

タイポグラフィのコツやルールをマスターすれば、さまざまなプロジェクトでタイポグラフィを使いこなすためのベースができあがります。これらのルールを実践することで、自分のアプローチやスタイル、シグネチャーを見つけ、後には既成概念にとらわれず、堂々とルールを破ることができるようになります。

 

まとめ

簡単に言うとタイポグラフィとは、文字を視覚的に見せるためのプロセスです。タイポグラフィは生活のあらゆる場面で、様々なスタイルや形で使われています。

テキストフォントには、セリフ体、サンセリフ体、スクリプト体、ディスプレイ体の4つの主な書体があります。

主な用語やルールを学ぶことでタイポグラフィのスキルを向上させ、あらゆるデザインをよりオープンマインドで見て、クリエイティブなソリューションを考え出すことができるようになります。

しかし、最小限の労力でプロ並みのテキストデザインを実現したければ、オンラインのグラフィック作成ツールを利用するとよいでしょう。気に入ったテンプレートを選び、テキストを追加してダウンロードするだけでOKです。

 

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